TCK特別競馬組合は26日、所属騎手である
的場文男騎手(67)=大井・フリー=による競馬開催期間外の管理指示事項違反に対し、29日から8月1日までの4日間の騎乗停止処分を下した。根拠法令は特別区競馬組合競馬実施規則第73条第1項第7号に基づくもの。
処分の対象となった事象は6日、
大井競馬場施設内における騎手同士の金銭トラブル。非がある同騎手が、対象騎手に謝罪をしてそれを受け入れ、相手側も「この事象を大事にしたくない」と競走課の騎手担当が聞き、また、的場騎手との面接も行われて組合内で協議して処分が決定された。なお、的場騎手は29日からの大井開催、8月5日からの川崎開催の騎乗申し込みはない。
桑野俊郎大井競馬開催執務委員長は「このたびは、大井競馬所属の
的場文男騎手が、ファンの皆様ならびに多くの競馬関係者みなさまに多大なるご迷惑をおかけし、心からお詫び申し上げます。大井競馬といたしましては、今後このようなことが起こらないよう、所属騎手に対する指導を徹底し、ファンや関係者の皆様からの信頼回復に努めてまいります」。今後は再発防止に務める。
※第73条第1項第7号
競馬の健全な施行に著しい悪影響を及ぼすべき非行のあったとき。
提供:デイリースポーツ