スマートフォン版へ

【POG】サリオスの半妹サリーチェは8・4新潟デビュー 池添師「いい走りができそう」(栗東発)

デイリースポーツ
  • 2024年07月27日(土) 11時30分
 競馬新聞「馬サブロー」が誇るPOGマスター、塩手智彦(栗東)と木村拓人(美浦)がお送りするPOG情報。東西のトレセンでつかんだ情報をお伝えします。

 20日に行われた九州産馬限定のひまわり賞(芝1200m)は2番人気のケイテンアイジン(牡、谷)が無傷2連勝。スタートであおって道中は後方から運ぶ形になったが、徐々に追い上げ、最後は次位を1秒2上回るメンバー最速の上がり3F35秒3の末脚で大外一気を決めた。稍重馬場で少し上がりがかかる設定も良かったが、逃げたコウユーモジョカー(牝、斉藤崇)をかわして勝利目前だった1番人気のエイヨーアメジスト(牝、牧田)を並ぶ間もなくかわした勝ちっぷりは強いのひとこと。今後は一般馬を相手に戦うことになると思うが、どこまで通用するか楽しみだ。

 21日の小倉新馬戦(芝1200m)は新種牡馬モズアスコット産駒のブルーレース(牝、宮本)が好位追走から直線で抜け出してV。レースを振り返って、師は「ゲートはあまり速くなかったけど、二の脚でスッと前へ取りつき、センスの高さを感じる内容でした。もう少し距離が延びてもというレースぶりでしたが、もう一度千二を使います」と、次走は小倉2歳S(9月1日・中京、芝1200m)へ向かうもようだ。

 今回は注目新馬を4頭紹介したい。サラキアサリオスの半妹サリーチェ(牝、池添、父ドゥラメンテ母サロミナ)は8月4日の新潟新馬戦(芝1600m・牝馬限定)をルメールJで予定。1週前の24日は栗東CWで僚馬ヴィータレヴィス(2歳新馬)、モモンウールー(3歳1勝クラス)との3頭併せ。長めからしっかりと追われ、6F84秒1-37秒5-11秒6をマークした。師は「コースで長めからしっかりやったのが初めてで、少し戸惑いもあって若干遅れましたが、時計的には十分に動けていました」と納得の表情。「牝馬ですし、まずはマイルから。折り合いに問題はなく、いい走りができそうです」と手応えを口にした。

 僚馬ヴィータレヴィス(牡、父モーリス母バートラムガーデン)は24日の併せ馬でサリーチェに半馬身先着。8月3日の新潟新馬戦(芝1600m)を団野Jで予定している。師は「動きは良かったです。17日は初めてのコース追いでまだ戸惑いもありましたが、2回目の今回はしっかり理解をして走れていました。(母の父が)サクラバクシンオーの肌ですが、折り合い面に問題はなく、マイルくらいが良さそうな感じです」と感触は上々だ。

 トーセンスターダムの半妹シルバーレイク(牝、中内田、父スワーヴリチャード母アドマイヤキラメキ)は8月3日の新潟新馬戦(芝1600m)を川田Jで予定。「まだ幼い面はありますが、(追い切りで)速いところへいくと乗り手の感触はいいようです」と福永助手。(馬サブロー栗東支局・塩手)

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す