夏の新潟が27日に開幕。今年から暑熱対策として、初の試みとなる「競走時間帯の拡大」が実施された。1Rの発走が9時35分。5Rが終了する11時40分からは3時間半の休止時間が設けられた。昼休みの間には、パドックをファンに開放する「パドックウォーク」を実施。普段はなかなか入ることができない場所とあって、大勢のファンが列をなした。
最終的に1時間20分で1830人が参加し、空き時間を
エンジョイした。新潟在住の男性ファンは「内を見る機会はなかなかない。楽しかったです」と笑顔。長時間の休みについては「飲食店がすいているので意外といいですね。札幌競馬でもやりながら楽しみますよ」と話した。また、茨城県から訪れた男性ファンは「(パドック内を)3周しました。ミストがあっても暑いですね。厩務員さんの気持ちが分かりました」と苦笑いを浮かべていた。
「暑いから仕方ないですよ。夏の期間はずっとこのやり方でいいのでは。ファンも分かってくれると思います」といった肯定的な意見だけではなく、「暇過ぎて困ります。この時間をどうするか考えています」との声も上がっていた。
提供:デイリースポーツ