スマートフォン版へ

【エルムS】兄は12年前にクビ差2着 テーオードレフォンが重賞初制覇なるか

  • 2024年07月29日(月) 20時30分
 真夏の札幌で良血開花となるか。名馬エスポワールシチーの半弟となるテーオードレフォン(牡5、栗東・梅田智之厩舎)が、エルムステークス(3歳上・GIII・ダ1700m)で重賞初制覇を狙う。

 テーオードレフォンは父ドレフォン母エミネントシチー、母の父ブライアンズタイムの血統。半兄のエスポワールシチーは09年のジャパンCダートや10年のフェブラリーSなど、GIとJpnIを合わせて9勝した砂の大物。種牡馬としてもイグナイターケイアイドリーペイシャエスなどの活躍馬を送り出し、人気を集めている。また、同じく半兄のミヤジコクオウは20年のレパードSで2着だった。

 ここまで18戦5勝。条件クラスで揉まれながら力をつけて、昨年12月の市川Sでオープン入り。今年3月の名古屋城Sでオープン初勝利を挙げた。続くアンタレスSでは12着に大敗したものの、今夏は大沼Sが0秒3差の4着、マリーンSが0秒3差の3着と、善戦を続けている。逃げ馬だけにアテにしづらい面はあるが、気分良く行ければ重賞でも好勝負になっていい。

 エスポワールシチーは12年のエルムSローマンレジェンドとの一騎打ちの末、クビ差屈して2着。勝ち馬とは3kgの斤量差があったとはいえ、悔しい思いをした。あれから12年、因縁のレースで弟が初タイトル獲得となるか。何はともあれ果敢に逃げて、悔いのないレースを見せてほしい。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す