「
エルムS・G3」(8月4日・札幌)
北都唯一のダート重賞に好メンバーが集結。中心を担うのは22年
ホープフルS覇者の
ドゥラエレーデだ。芝G1馬だが、初勝利は砂。
セントライト記念8着後はダートに専念するとチャンピオンズC、
東京大賞典で連続3着に好走した。間違いなく上位の存在で、寺田助手も「結果を出したい」と意気込む。秋の大舞台を見据え、ここで弾みをつけておきたい。
対抗一番手は前走の平安Sで重賞2勝目を挙げた
ミトノオー。3歳時の交流重賞では大きく崩れるシーンもあったが、今年に入ってから2、1着と盛り返してきた。着実に進化を遂げており、ここも主導権を握れば簡単には止まらない。
大沼S2着、
マリーンS1着と“北海道ダート3冠”戦線で安定している
ナチュラルハイも侮れない存在だ。永野が「北海道3戦目ですが硬さもなく、大丈夫というかむしろ良くなっている」と話すように、コンディションは最高潮だ。
昨年の
帝王賞5着以来となる
プロミストウォリアは、7歳馬ながらまだキャリアは9戦。衰えは感じさせず、1年以上のブランクを克服することができれば勝ち負けの器だ。
マーチS3着の
ペイシャエス、復活の兆しを見せる
ユティタムも虎視たんたんと勝機をうかがう。
提供:デイリースポーツ