「
レパードS・G3」(8月4日、新潟)
4戦3勝で重賞の舞台に乗り込む
ソニックスター。前走の青竜Sは1000メートル通過が58秒5というハイペースを自ら動き、直線半ばで抜け出すと、後続の追い上げを封じてV。着差以上の強さを感じさせた。父は世界的名種牡馬のイントゥミスチーフ、叔父は米G1で3勝を挙げた
ビーチパトロールという良血馬。血統的にもさらなる上を目指せる器だ。
目下3連勝中と勢いに乗る
ジーサイクロンが双璧。3戦目の未勝利戦を圧勝すると、その後は昇級の壁も難なく突破して軌道に乗ってきた。栗東坂路での1週前追い切りは、併せ馬で4F55秒4-12秒9をマークして併入。状態面は引き続き良好だ。父は18、19年のドバイワールドCを連覇した
サンダースノー。伸びしろは大きく、4連勝での重賞獲りも夢ではない。
1番人気に支持されたユニコーンSで3着と初めて土がついた
ミッキーファイト。ただ、勝負どころで馬群に包まれてかなりスムーズさを欠いていただけに、あの一戦で評価を落とすのは早計だ。のちの交流重賞勝ち馬
ブルーサンを子供扱いにした1勝クラスの勝ちっぷりから、巻き返しがあっても何ら驚けない。
羽田盃4着、
東京ダービー5着と世代上位の力を持つ
ハビレ。1週前追い切りは美浦Wの併せ馬で6F81秒4-11秒9をマーク。順調に調整が進んでいる。春の悔しさを糧に、ダート3冠最終戦の
トライアルを制して、秋の大一番へ弾みをつける構えだ。
プロキオンSでは14着と大敗した
ブルーサンだが、ハナに立つまでに脚を使ってハイペースになった上に、4角で勝ち馬にまくられる厳しい展開。失速は仕方ない部分もある。交流重賞勝ちの実績があり、2走前の鳳雛Sでは2着に粘逃。3歳馬同士なら引けを取らない。
果敢にUAEダービーに挑戦した
サトノフェニックスや
バロンドールも能力的に大きな差はない。
提供:デイリースポーツ