◆第29回
エルムS・G3(8月4日、札幌・ダート1700メートル)
テーオードレフォン(牡5歳、栗東・
梅田智之厩舎、父
ドレフォン)が、北海道シリーズ3戦目で上昇気配を見せている。
約2か月ぶりだった
大沼Sは、落鉄の影響もあり4着で、前走の
マリーンSは3着。休み明け感が抜けきっていない中でも、ともに勝ち馬と0秒3差と健闘していた。1週前追い切りは函館・Wコースで一杯に追われ、力強い伸び脚を披露。寺田助手は「2回使って状態は上向いている。楽しみ。今回はいいと思う」と期待を込める。
福島、小倉の1700メートルで1勝ずつしているように、小回りも距離も不安はない。同助手は「1700メートルの小回りは前に行ける。逃げないといけないわけではないけど、ジョッキーが考えてくれるでしょう」と、5戦連続で手綱を執る
丸山元気騎手にも全幅の信頼を寄せる。重賞初挑戦だった
アンタレスSは12着と大敗したが、ここで初タイトルをつかみたい。(水納 愛美)
スポーツ報知