待ちに待った復帰戦だ。重賞2勝の実績を誇る
プロミストウォリア(牡7、栗東・
野中賢二厩舎)が、
エルムステークス(3歳上・GIII・ダ1700m)で1年1カ月ぶりの実戦を迎える。
プロミストウォリアは
父マジェスティックウォリアー、
母プロミストスパーク、母の
父フジキセキの血統。母は
JRAで5勝。半姉の
プロミストリープは18年の
東京プリンセス賞で2着だった。
ここまで9戦6勝。体質が弱く、3歳時は2戦、4歳時は1戦しか使えなかったが、5歳を迎えて本格化。条件クラスを3連勝してオープン入りすると、6歳を迎えて
東海S、
アンタレスSまで破竹の5連勝。一気にダート界の頂点を視界に入れた。しかし、続く
帝王賞で5着に敗れると、その後に故障が判明。今回は実に1年1カ月ぶりの復帰戦となる。
長期ブランクは大きなハンデだが、1年2カ月ぶりで1勝クラスを勝った実績あり。何より、このメンバーでは一枚上のポテンシャルを秘めている可能性がある。秋の大舞台に向けて、弾みがつくレースを期待したい。