ベルサイユ宮殿で行われた、パリ五輪の馬術総合団体で3位となり、馬術で92年ぶりのメダルを獲得した日本チーム。その中の一人、戸本一真選手(41)=
JRA=に、乗馬スポーツ少年団時代、指導を受けていた
森一馬騎手(31)=栗東・フリー=が、恩師の快挙に喜んだ。
小学校時代から、東京・世田谷の馬事公苑の「乗馬スポーツ少年団」で活動していた森一騎手は「ヨーロッパと違い、馬事文化が普及しているとは言えない日本で、世界のトップのなかでメダルを獲得されたのはすごいなと思います。本当におめでとうございます」と目を輝かせた。
馬事公苑で戸本選手に指導を受けていたこともあり、「危険なときはもちろん厳しくもありますが、優しい先生です。よくみていただいていました。僕も乗馬から競馬の道に進みましたが、これをきっかけに競馬だけでなく、乗馬人口が増えてほしいと思います」と日本の馬事文化の普及に思いをはせた。
障害競走リーディングでは2位の11勝を挙げている森一騎手。「刺激になりますし、僕も負けずに活躍したいと思いました」と自身の活躍も誓った。
スポーツ報知