パリ五輪の総合馬術団体で大岩義明(nittoh)、戸本一真(日本
中央競馬会)、北島隆三、田中利幸(ともに乗馬クラブクレイン)で挑んだ日本が、92年ぶりに銅メダルを獲得し、美浦トレセンも祝福ムードに包まれた。
中大の馬術部出身で全国大会で優勝経験もある
尾形和幸調教師は、メンバーで明大出身の大岩とは学校は違えど、大学時代の同期。競技を通して切磋琢磨(せっさたくま)してきた仲で、旧友の活躍を心から祝福した。「すごいことですよね。大岩くんは大学時代から格が違った。大学を卒業して1年間はサラリーマンをやっていたけど、馬術をやりたいと欧州に渡ったバイタリティもすごい。うまいだけじゃなくて人としても尊敬しています。これをきっかけに少しでも乗馬をやる人が増えてほしいですね」と願った。
スポーツ報知