愛知県競馬組合は30日、
岡部誠騎手(47)に、同日付で開催日8日間(8月6日〜16日)の騎乗停止や戒告処分を行ったと発表した。
関係者からの内部通報制度により、昨年11月から今年5月までの間に不適切な行為が認められたという。行為と処分内容は以下の通り。
(1)騎手への粗暴な行為=騎乗停止4日(8月6〜9日)
(2)騎手へのハラスメント行為=騎乗停止2日(8月12、14日)
(3)主催者職員、馬場管理係員へのハラスメント行為=騎乗停止2日(8月15、16日)
(4)女性厩務員へのセクシャルハラスメント行為=戒告
(5)調教師へのハラスメント行為=戒告
(6)騎手への迷惑行為=注意
岡部は
地方競馬通算5106勝を挙げ、名古屋競馬の歴代勝利数記録を更新中のトップジョッキー。
名古屋グランプリを4勝。
東海ダービーは2勝している。NAR表彰では
ベストフェアプレイ賞を3度(17、21、22年)と特別賞を1度(15年)受賞している。
一方で12年10月にはレース後の騎手への暴力行為で騎乗停止6日間の処分を受けている。
同組合は「当該騎手、厩舎関係者に対するコンプ
ライアンス指導の徹底や再発防止に取り組むことで信頼回復に努めていく」とコメントしている。
スポニチ