名門が今年初の
JRA重賞制覇なるか。
矢作芳人厩舎が
サンライズソレイユ(牡3)で
レパードステークス(3歳・GIII・ダ1800m)に参戦する。
これは意外な事実だろう。矢作厩舎は今年の
JRA重賞に延べ29頭が挑みながら、
弥生賞の
シンエンペラーの2着が最高着順。海外で
フォーエバーヤングがサウジダービーとUAEダービーを制している一方、国内で未勝利というのは矢作厩舎らしいといえる。
レパードSには
サンライズソレイユが挑む。GIで2着3回の
カレンブーケドールの半弟となる血統馬。重賞初挑戦だった前々走の
ユニコーンSは12番人気だったが、後方からしっかり伸びて4着に健闘。そこから連闘で挑んだ1勝クラスを制し、2勝目を手にした。大型馬らしく伸び代はたっぷり。今回は2走前に先着を許した
ミッキーファイトとの再戦となるが、逆転の可能性は十分にある。
厩舎としては昨年の京都2歳Sの
シンエンペラー以来となる
JRA重賞制覇がかかる一戦。連敗を37で止めるとともに、ダート界に新星誕生といきたい。