JRAは7月31日、「2024 夏休みキッズチャレンジ!馬のお仕事を体験してみよう」と題した、美浦トレセンの施設で競走馬や競馬関係者と触れ合うイ
ベントを開催した。
今回の対象は中学生で男女8名ずつ、計16名が早朝に美浦トレセンに集合。まず
青木孝文、
嘉藤貴行、
小島茂之、
鈴木慎太郎、
千葉直人各厩舎にわかれて馬房の清掃やカイバの準備などを体験した。
小島茂之調教師は「どうやったらこの世界に入ったらいいか分からない人も多いみたいだし、こういう仕事なんだということを見てもらって、楽しんでもらいながら現実も知ってもらえれば。ゆくゆくは就職の選択肢のひとつになってくれればいいですね」と今回のイ
ベントに参加した意図を説明した。競馬界も厩務員など働き手不足が問題になっていることもあり、「親御さんも不安なところがあるだろうから、質問を受けて安心してもらったほうがいい」と同伴した保護者の質問にも丁寧に対応していた。
その後、参加者は騎手の調整ルームに移動。木馬に乗ってジョッキーに指導してもらうなど、藤田菜七子騎手など若手を中心に集まった騎手と交流を深めた。同イ
ベントは8月7日にも行われる。
スポーツ報知