◆カムニャック(31日・矢野)

　ブラックタイド産駒のカムニャック(牝2歳、栗東・友道、母ダンスアミーガ)は、8月11日の中京5R(芝2000m)でデビューを予定している。1週前は川田騎手を背に栗東CWで6F85秒7-36秒5-11秒0をマークした。「全体的な時計はゆっくりだったが、ラストは11秒0。いかにも切れそうな牝馬ですね。普段はどっしりとしていて、いらないことはしない。能力はありそうですよ」と石橋助手も期待する。

◆ケイテンアイジン(31日・浜口)

　九州産馬で新馬→ひまわり賞と連勝中のケイテンアイジン(牡2歳、栗東・谷)が、この中間も活発な動きを見せている。この日は栗東坂路で併せ馬を行い4F54秒9-12秒8(馬なり)を記録。パートナーのリズムに合わせた内容で負荷としては軽めだったが、切れのある脚取りで全体的な力感も申し分なく映った。いい状態を保てており、一般馬が相手となる次走にも注目したい。

◆ゴーソーファー(31日・石渡)

　きさらぎ賞2着のオープンファイアを兄に持つゴーソーファー(牝2歳、美浦・手塚、父キズナ、母ゴーマギーゴー)が入厩。本日、美浦坂路で4F55秒8-13秒2をマーク。これが入厩後2本目の時計だが、しなやかな身のこなしと機敏なフットワークで併走馬を圧倒。今後の動向に注目したい。

◆ハリウッドメモリー(31日・竹村)

　ハリウッドメモリー(牝2歳、栗東・長谷川、父ロードカナロア、母スピニングワイルドキャット)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。年長馬相手ながらラストは鞍上の仕掛けに力強く反応して先着。6F82秒2-11秒4と時計も上々で、攻め気配は確実に上向いている。全兄ダノンスマッシュはスプリントGIを2勝した実績馬。デビュー戦でどんなパフォーマンスを見せるのか、今から楽しみだ。

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提供：デイリースポーツ