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【レパードS】ソニックスター 輝いたラスト1F11秒4!川田と再コンビで3歳ダートの頂点へ

スポニチ
  • 2024年08月01日(木) 05時30分
 3歳ダート重賞「第16回レパードS」の最終追いが7月31日、東西トレセンで行われた。当レースの勝ち馬にはダート3冠最終戦「ジャパンダートクラシック」(10月2日、大井)の優先出走権が与えられる。名門・木村厩舎のソニックスターがWコース3頭併せで力強い動きを披露。万全の態勢で新潟に乗り込む。古馬ダート重賞「第29回エルムS」は函館滞在のサヴァが併せ馬で気合満点の走り。連勝で重賞初制覇を狙う。

 ソニックスターはWコースで3頭併せ。前日とは打って変わって涼しい風が吹く中、米国生まれの巨漢馬が爽快な動きで好仕上がりをアピールした。アルシミスト(3歳1勝クラス)を約2馬身先行させてスタート。道中は我慢の利いたフットワークで2番手を追走。直線を向くと最内ニュージーズ(3歳2勝クラス)との間に入り、びっしり馬体を併せた。6F84秒4〜1F11秒4をマーク。ダイナミックな脚さばき。楽々と馬なりで内のニュージーズと併入。太田助手は「思った通りの調整ができました」と納得の表情を見せた。

 前走の青竜Sは早め先頭から押し切った。直線で抜け出してからソラを使うなど幼さを見せながらも、2連勝でオープン初白星を挙げた。「前走は勝ち切ってくれた。外めからスムーズな競馬で力を出し切れたと思う」と太田助手。今回は出走頭数が増え、メンバーレベルも上がる。試金石となる一戦。「相手はそろっているけど、オープン(青竜S)でも好走している。この先のことを考えるとコーナーが4つあるコースでも上手に走ってもらわないとね」と先々を見据え、期待を寄せた。

 重賞初制覇を目指し、新馬戦、1勝クラスで2戦2勝と相性抜群の川田が手綱を取る。「背中の凄くいい馬で将来が楽しみです」。多くの名馬にまたがってきた川田がデビュー当初からその素質を高く評価していた逸材。3歳ダートの頂点へ向け、ここは通過点だ。

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