今年は8月11日(日)に中京芝2000mで行われる
小倉記念。ここに出走を予定している
ディープモンスター(栗東・
池江泰寿厩舎)が今朝1日、レースに向けた1週前追い切りを行っている。
朝一番のCWへ
ティニアとともに入場。向正面に入ったところで4馬身くらい後ろを走っていたが、少し頭を上げて、前との差を詰めていき、行きたがっているのかなという感じ。ここでなだめたこともあって、3コーナー手前でペースを速めた
ティニアに3コーナーでは少し離される。
そこで再び前との差を詰めていき、4コーナーは外を回る相手に対して、こちらはかなり内。ちょうど、このタイミングで前方にいた他厩舎の3頭併せが2頭の間に挟まるような形となり、
ディープモンスターは最内から他厩舎3頭も追い抜く。さすがに最後は他厩舎3頭が追いついてきたが、なかなか豪快な追い切り内容だった。
時計は6F79.5〜5F64.2〜4F50.0〜3F35.2〜2F22.3〜1F11.2秒。内を回ったとはいえ、3F時計はこの日唯一の35秒台で最速。さすが小回り適性の高い馬という動きだったが、今年の
小倉記念は中京。このあたりはひとつポイントになりそうだ。
(取材・文:井内利彰)