通過点にしたい一戦だ。
キングマン産駒の
プリティディーヴァ(牝2、美浦・
田中博康厩舎)が、日曜新潟11Rの
ダリア賞(2歳・オープン・芝1400m)で無傷の2連勝を狙う。
プリティディーヴァは父
Kingman、
母Assurance、母の
父Teofiloの血統。父は現役時代にG1を4勝した欧州トップサイアーで、日本では
シュネルマイスターの父として有名。母系も優秀で、叔父の
ギアアップ(
Gear Up)は20年の仏G1クリテリウムド
サンクルーを制している。
6月の新馬(東京芝1400m)は1番人気の支持に応えて完勝。番手から抜け出すと、追ってきた
ダノンブランニューをクビ差抑え、先頭でゴールを駆け抜けた。その後はリフレッシュを挟み、ここ目標に調整。3週連続で併せ馬をこなし、仕上がりに不安はない。
血統的にも馬体的にも、さらに上のステージで戦える逸材。どちらかといえば与しやすいメンバーとなった今回は、勝ちっぷりに注目したい一戦となる。