JRAから古巣の兵庫県競馬に復帰する
小牧太騎手(56)=園田・
中塚猛=のファン紹介式が1日、園田競馬の2日目10R終了後に場内の西ウイナーズサークルで行われた。「一番好きな競馬場に戻ってこられた」と
小牧太。内規に従って、14日からレースでの騎乗を再開する予定だ。
この日に
地方競馬の騎手免許が交付されると、園田で早朝5時から調教に参加して6鞍に跨がった。「20年以上ぶりで懐かしかった。調教師には同期や後輩も多いので、自分の気持ちを楽に伝えられる」と臨戦態勢を整える。
夢に描くのは1999年の
フェブラリーステークス。日本の競馬史上で唯一、地方所属馬がJRAのG1を勝った。「園田でも
メイセイオペラのような馬が出てきて、自分が騎乗できれば。見返してやりたい」と、JRAに“宣戦布告”していた。
提供:デイリースポーツ