スマートフォン版へ

8月9日は“大王”の命日 キングカメハメハの血を引く後継種牡馬たちとは

  • 2024年08月09日(金) 11時45分
 きょう8月9日はキングカメハメハの命日である。この世を去ってからちょうど5年、このタイミングに「大王」と呼ばれた名馬の血を引く後継種牡馬を紹介したい。

 既に多くのトップサイアーを輩出しているキングカメハメハだが、中でもエース格はロードカナロアだろう。代表産駒はGIを9勝した歴史的名牝アーモンドアイだが、他にもサートゥルナーリアダノンスマッシュベラジオオペラステルヴィオなど、JRAのGI勝ち馬を8頭も輩出。自身は芝のマイル以下を主戦場としたが、繁殖牝馬によって中距離をこなす馬も多く出している。

 ロードカナロアに続くのは日本ダービー馬のドゥラメンテだ。牝馬3冠を制したリバティアイランド、阪神で無敵を誇ったタイトルホルダー、2冠牝馬のスターズオンアースなど、続々と大物が登場。それだけに僅か5世代を残したのみで早世したことが惜しまれる。同じく中長距離向きの種牡馬では、ルーラーシップの安定感が光る。サイアーランキングは18年から目下6年連続で10位以内だ。

 一方、リオンディーズ天皇賞(春)を制したテーオーロイヤルから、ダート短距離で活躍しているサンライズホークまで、様々なタイプの産駒を出しているのが特徴。そして現3歳がファーストクロップとなるレイデオロは「牡馬優勢」「中長距離向き」と傾向がハッキリ。やや評価が落ちているだけに、早くJRA重賞勝ち馬が出てきてほしいところだ。

 最後にもう1頭、忘れてはいけないのがホッコータルマエだ。JRA重賞こそ未勝利だが、レディバグブリッツファングゴライコウと交流重賞勝ち馬が3頭。地方でもヒーローコールウルトラノホシなどの活躍馬が出ているので、馬産地では根強い人気がある。近い将来、ダートのGIやJpnIを勝つような大物が出てきても不思議ない。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す