右鎖骨骨折から約1カ月ぶりにカム
バックした
斎藤新騎手(23)=栗東・フリー=が、3日の札幌12Rで復帰後初勝利を挙げた。コンビを組んだのは父・
斎藤誠師が管理する
クォーツァイト。2番手を取り切ると、残り200メートル地点で逃げる
ヴァルドルチャをかわし、後続の追い上げもしのぎ切った。
同騎手は6月15日の函館6Rで馬場入り時に落馬し、2週後となる同30日の小倉でいったんは復帰したが、患部が完治し切っておらず、再び戦線を離れていた。
レース後、ウイナーズサークルに詰めかけた大勢のファンに、時間が許す限り
サインなどのファンサービスに応じた斎藤は「ケガしてもこうやってチャンスをいただけて、オーナーさんや厩舎関係者の方々に感謝しています。馬は最後に遊ぶ余裕もありましたし、上でもやれるポテンシャルがあると思います」と笑顔で汗を拭った。
提供:デイリースポーツ