「
エルムS・G3」(4日、札幌)
5番人気の
ペイシャエスが鮮やかに差し切り、22年12月の名古屋GP以来となる重賞3勝目を飾った。2着には1番人気の
ドゥラエレーデ、3着には10番人気の
テーオードレフォンが入った。
先行する人気馬を見ながら好位から虎視眈々(たんたん)と追走した
ペイシャエス。最後の直線に入って
ドゥラエレーデが2番手から抜け出したが、その直後にいた
ペイシャエスも一気に加速。ゴール手前で
ドゥラエレーデを交わし、先頭でゴール板を駆け抜けた。
鞍上の横山和は「今回(馬の)具合も本当に良くて、自信をある程度持って臨めたので。流れなんかもうまく読みながらうまくエスコートできたと思います」とうれしそうに振り返った。また、自身にとっても初めての重賞勝利が18年の
エルムSだっただけに、「初めて勝たせてもらったあの日から、またこうやって札幌競馬場で勝つことができてとてもうれしく思います」と感慨深げだった。
提供:デイリースポーツ