札幌11Rの第29回
エルムステークス(3歳以上GIII・ダート1700m)は5番人気
ペイシャエス(
横山和生騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分44秒0(稍重)。クビ差の2着に1番人気
ドゥラエレーデ、さらに1馬身1/4差の3着に10番人気
テーオードレフォンが入った。
ペイシャエスは美浦・
小西一男厩舎の5歳牡馬で、父
エスポワールシチー、
母リサプシュケ(母の
父ワイルドラッシュ)。通算成績は18戦5勝。
レース後のコメント
1着
ペイシャエス(
横山和生騎手)
「今回は具合が本当に良くて、ある程度自信を持って臨めました。流れも上手く読みながらエスコートできたかなと思います。正直、前回は思わしくない状態でした。ただ、それであれだけ頑張れたので、
エルムS一本で、ここにしっかりと照準を合わせて、それに応えてくれた馬にも感謝しています。
初めて勝たせてもらったあの日から、また札幌競馬場でこうやって勝つことができて、とても嬉しく思います。状態に左右されるところがある馬だと思うので、また厩舎の方と上手く連携を取りながら、もう一つ二つ頑張ってほしいですね」
2着
ドゥラエレーデ(
武豊騎手)
「レースとしては良い形でした。やりたいレースはできました。一度は突き放したかったのですが…。初めて乗せてもらいましたが、良い馬ですね。さすがGIホースです」
3着
テーオードレフォン(
丸山元気騎手)
「今日は逃げたくなかったです。ペースが上がらず、良いところで収まってくれましたが、ペースが上がると、右手前にぎこちなさのある馬で、置かれてしまいました。それでも今日は
パーフェクトな競馬だったと思います」
4着
シルトプレ(
石川倭騎手)
「終いに伸ばす、レースプラン通りの競馬ができました。最低限の着順には来ていますし、よく頑張っています。去年が5着、今年は4着で、来年こそはと思います」
5着
ミトノオー(
松山弘平騎手)
「返し馬から行きっぷりが良く、距離を短くしたことが良い方に出ないかと思っていました。最後も踏ん張ってくれているのですが、もうひと押しですね」
8着
ナチュラルハイ(
永野猛蔵騎手)
「絶好のスタートが切れて、馬なりで良いポジションが取れました。ペースが流れず、脚もたまったのですが、ペースが上がると渋くなり、置かれてしまいました。最後まで踏ん張っているのですが、この相手での力関係を痛感しました。これが良い経験になるのではないかと思います」
ラジオNIKKEI