11日の札幌5R芝1800メートル戦でデビュー予定の
ラルガメンテ(牝=尾関)は、21年夏に死んだ
ドゥラメンテのラストクロップ。半兄に
香港ヴァーズ2勝(19&21年)の
グローリーヴェイズ(
父ディープインパクト)がいる良血だ。
美浦で乗り込まれて北海道へ移動。函館Wコースの1週前追いは
レッドアウレア(6歳1勝クラス)と併せて首差先着し、ラスト1Fは12秒4(5F69秒6)をマークした。竹内助手は「動きは良かったです。落ち着きもありますし、やるごとに良くなっていますね。カイバもよく食べています」と順調さを伝える。
グローリーヴェイズも担当した同助手は「性別も違いますし、兄と似ているところはないかな。兄も使いつつ良くなってくれたので、そうなってくれたらいいですね」と期待を寄せた。
ドゥラメンテ産駒の牝馬は
スターズオンアース(22年)、
リバティアイランド(23年)が牝馬クラシックを制覇。偉大な血を持つ牝馬が北の大地でベールを脱ぐ。
スポニチ