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小倉記念・G3」(11日、中京)
灼熱(しゃくねつ)の桶狭間で初タイトルを狙うのが近況の充実ぶりが光る6歳馬
リフレーミングだ。「この暑さでも本当に状態がいいし、元気がある」と鮫島師は明言する。今年の3、4月に3勝クラス、リステッドを連勝すると、勢いを持続するかのように重賞初挑戦の
新潟大賞典は5着。そして前走の
七夕賞も5着と掲示板を確保した。
指揮官は「結果は5着でしたが、以前に見られたような左にヨレたり、内にささったりする面は見せなくなりました」と進化を強調する。本格化ムードにある今だからこそ重賞でも崩れなかった。
状態の良さは追い切りの動きにも示されている。栗東坂路での1週前追い切りは、4F52秒1-37秒8-12秒5の好時計をマーク。「2週前の追い切りで思ったより時計が出たから無理をさせないように。それでもあの時計でしたから。本当に状態がいい」と期待は大きい。
サマー2000シリーズ王座へ前進したい一戦だ。力が入る陣営は鞍上に川田を迎えた。「マシになってきたとはいえ、乗り難しい馬ですから。川田君が騎乗してくれるのは心強い」と鮫島師。3勝クラスで詰めの甘さに泣いていた
リフレーミングをロスのない取り口でVへと導いたのが今回の鞍上だ。これ以上、力強いパートナーはいない。
提供:デイリースポーツ