◆ダンツエラン(7日・堀尾)

　先週新潟の新馬戦を制したダンツエラン(牝2歳、栗東・本田)について、本田師は「スタートセンスが良くて折り合いもつくので競馬がしやすい。新馬同士と経験馬が相手とでは、まるで違うことも多いので、次が試金石にはなるかな。一度放牧に出して秋に備えます」とコメント。センスの良さを生かして今後は重賞戦線でも、という意気込みだった。

◆カシオペア(7日・石渡)

　2008年のエリザベス女王杯を勝ったリトルアマポーラを母に持つカシオペア(牡2歳、美浦・上原佑、父ビッグアーサー)が入厩。本日、坂路で4F55秒4-12秒2の時計をマークした。これが初時計だったが、俊敏なフットワークでスピード感に溢れた走りを披露。今後の動向に注目したい。

◆クァンタムウェーブ(7日・竹村)

　クァンタムウェーブ(牡2歳、栗東・松永幹、父ナダル、母クァンタムミス)がこの日、栗東CWで併せ馬を行った。テンからかなり速いラップを刻みながらも、ラストまで力強い脚どりで伸び、併走相手に約2馬身先着した。時計も6F78秒5と、デビュー前の新馬としては非常に優秀な数字。着実に体力は強化されている。デビュー戦でどんなパフォーマンスを見せるのか楽しみだ。

◆スマートレイアーの2022(スマートミストラル)(7日・掛札)

　スマートレイアーの2022(スマートミストラル)(牝2歳、栗東・大久保、父エピファネイア)が本日、ゲート試験に合格した。母は阪神牝馬Sなど重賞4勝。血統的な魅力は十分で、今後の調整過程に要注目だ。

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提供：デイリースポーツ