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【小倉記念】“善戦マン”返上へ坂路で抜群のスピード感 4走ぶりコンビの川田将雅騎手とも好相性

スポーツ報知
  • 2024年08月08日(木) 06時00分
小倉記念追い切り(7日・栗東トレセン)

 今週末に行われる2重賞の追い切りが7日、東西トレセンなどで行われた。第60回小倉記念・G3(11日、中京)は、リフレーミングが栗東・坂路で抜群のスピード感を見せた。熱暑の中での調整が続くなか、仕上がりの良さが目を引いた。

 力強くウッドチップを蹴り上げた。リフレーミングが回転の速いフットワークで、栗東・坂路を53秒2―12秒3の時計以上のスピード感で駆け抜けた。「いつもより、はじける感じで動きは良かった。体全体を使えていた」と吉田英助手は好仕上がりに胸を張った。

 着実に力をつけ今年3月にオープン入り。新潟大賞典七夕賞5着と重賞でも上位争いに加わっているが、今回は“善戦マン”を返上したい。「歯がゆい思いをしているのでうっぷんを晴らしたい」と同助手。「力があるのは十分分かっていた。(重賞に)手が届くところまで来ているし、乗り方ひとつ。少頭数でレースはしやすい」。4走ぶりにコンビを組む川田とは、《1》〈3〉《1》着と好相性なのは頼もしい限り。中京コースは6戦2勝、2着2回の得意コースでもある。

 12年にパドトロワ、14年にリトルゲルダがサマースプリント王者に輝き、17年にはタツゴウゲキがサマー2000王者とサマーシリーズを得意にしている鮫島厩舎。今年は2000シリーズでリフレーミングが存在感を示し、飛躍の秋につなげる。(戸田 和彦)

スポーツ報知

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