左鎖骨のプレート除去手術を受け、3週間休養していた
津村明秀(38)が美浦トレセンに戻ってきた。開口一番「短期放牧から帰ってきました(笑い)」と場を和ませ、「リフレッシュできた。大きく変わったことはないが気持ちの部分で楽になった」と心身ともに万全をアピールする。
5月ヴィクトリアM(
テンハッピーローズ)でG1初勝利。G1騎手として初めて迎える夏となる。津村は「もっと勝ちたいと思うようになった」。深めた自信はさらなる高みを目指す原動力。「秋に向けて弾みをつけられるように結果を出したい」と力を込めた。
復帰週は
関屋記念で
アスクコンナモンダと初コンビを組む。「中団からの競馬で切れ負けすることが多かった印象。もう少し前に出していきたい」とイメージ。新潟は初参戦だが左回りは【3・1・1・2】と安定。近走は
東京新聞杯(4着)やダービー卿CT(3着)と重賞で底力を示した。「乗り難しさはなさそう。左回りに戻ることはプラス」と重賞初制覇に前向きだ。
昨年は夏の新潟リーディングまで2勝とあと一歩だった。G1騎手として迎える夏。表情からは充実ぶりが伝わる。
≪菅原明も虫垂炎の手術から今週復帰≫虫垂炎の手術で2週間休養していた
菅原明良(23、写真=高木)が今週から復帰する。
宝塚記念でG1初勝利、福島開催でもリーディング2位(11勝)と活躍した後の休養期間はプラスに働いた様子だ。「リフレッシュできて気持ちを入れ替えることができました。体の状態はいいですし、心配がなくなったので初日から全力で行けます」と意気込んだ。土日は新潟で騎乗する。
スポニチ