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【小倉記念予想】今年は開幕週の中京で実施 求められるコース適性とは

  • 2024年08月11日(日) 06時35分
 サマー2000シリーズの第3戦は中京競馬場で行われる小倉記念。中京競馬場の2000mコースはホームストレッチに設けられている坂の途中からスタートして馬場を1周と少々。構造上、ゆったりとした流れになることが多いのが特徴で、しかも開幕週。基本的にはある程度のポジションで流れに乗ることができる馬が有利にレースを運べそうだ。

 ◎シリウスコルト芙蓉Sに勝って、ラジオNIKKEI賞2着、弥生賞3着。皐月賞は超がつくようなハイペースを追いかける立場になって苦しくなり、ホープフルSは中団に控えたことで、終始馬場の悪いところを通らざるを得ない競馬になってしまった。それでもコーナーワークを利して最後の直線では見せ場を作っている。前走のラジオNIKKEI賞を見ると2000mよりは1800mの方があっている印象を受けたが、それまでの実績から大きく割り引く必要もなさそうだ。

 〇コスタボニータ福島牝馬ステークス優勝馬。中京コースは条件戦時代とはいえ[1-1-0-0]。東京コースは2勝をマークしているので左回りが苦手ということはなさそうだ。前走マーメイドSはスタートの躓きがすべて。立ち回りの上手さを武器とするだけに4角14番手ではお手上げだった。牡馬相手の56kgは楽ではないが巻き返しに期待したい。ただし、距離はギリギリの印象だ。

 ▲ディープモンスター皐月賞7着、菊花賞5着、そして2つのリステッド競走含めオープン特別3勝の実力馬。前走の鳴尾記念は休み明けということもあって見せ場を作っただけにとどまったが、トップハンデが課せられたようにその実力はこのメンバーに入っても侮れない。前進気勢の強い馬だけに上手く折り合いをつけられるかどうかもポイントになりそうだ。

 △ファユエンマーメイドSでメンバー最速の上りタイムを記録して4着、そして、条件戦とはいえ中京2000mコースは[2-0-0-1]と得意にしている。追い込み一手の馬だが、その末脚ははまれば怖い。同じことは七夕賞新潟大賞典いずれも5着△リフレーミングもいるが、長期休養明けを1度使われた△ヴェローナシチー京都新聞杯2着の実績があり、侮れない存在だ。

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