スマートフォン版へ

あなたが最も感動したレースは? イクイノックスやハルウララまで…1000件以上の熱き思いの数々

  • 2024年08月19日(月) 17時30分
 先月7月9日は、語呂合わせから「泣く日」だそう。名勝負、有終の美、復活劇……誰しもに目頭が熱くなったレースがあるはず。netkeiba公式X(旧Twitter)では同日、「あなたが競馬ファン人生で思わず涙したレースは?」とのテーマで回答を募集。多くのユーザーから、熱い思いが寄せられた。

 中央から地方、海外。今年のレースから往年の名勝負にいたるまで、さまざまな投稿があった中で、「いいね」が1000件以上ついていたのは、ユーバーレーベンオークスにまつわるエピソード。同馬は新馬戦を快勝したものの、阪神JF、フラワーCフローラSと、3戦連続3着の歯がゆい競馬が続いていた。「オークス出走も賞金順ギリギリ。レースの直線で先頭に立ったとき、絶叫し震え泣きました。(名物厩務員の)今浪さんが担当するソダシに初めて土をつけたのは、今浪さんが担当した白いアイツ(ゴールドシップ)の娘でした」との声。大舞台で素質が花開き、ライバルを撃破した姿は、多くのファンが心揺さぶられたようだ。

 最近の活躍馬では、イクイノックスにまつわる投稿は多かった。中でもラストランとなった23年のジャパンCに対して、「名実とも2023年世界最高のレースでした。きっと大勢の人がこうあって欲しい、というのを最大限に具現化された、芸術的なレースだったと思います! 強い者は強い! 強い馬が強く勝つ! 現地でこれを見せつけられて涙が止まらなかったです」と熱い気持ちが綴られていた。

 感動的な一戦は、勝ち馬に焦点が当たるものだけではない。イクイノックスと同じくラストランとなったパンサラッサの23年ジャパンCには、「大逃げで向正面をカッ飛ばすパンサラッサ。『これでは勝てない』と誰もが思っただろう。それでも『たったひとつの冴えたやり方』でイクイノックス達に勝負を挑む勇姿は涙が止まらなかったよ」と、語るユーザーもいた。

 ハルウララ武豊騎手が初めてタッグを組んだ04年3月22日の高知最終レースには、「泥だらけになりブービーでゴールした同馬を、夕映えの中、万雷の拍手で人々が迎えたさまに、『ただ無事で帰ってくることを喜ぶ気持ちがこんなに美しいのか』と感涙した」。名馬のラストランとなった23年の有馬記念に「タイトルホルダーと和生の最後の2人旅に、レース中ずっと泣きっぱなしだった」との声もあった。

 そのほかには、トウカイテイオーの“有馬記念中1年V”に「リアルタイムで見られた幸運に感謝しかないです」。オグリキャップのラストランに「競馬を見始めて初めて泣いた日」などの投稿。柴田大知騎手の平地GI初制覇となった13年NHKマイルCや、メイセイオペラJRA・GIを勝った99年フェブラリーSを挙げるユーザーもいた。引用リポスト、リプライ合わせて1000件以上。十人十色でさまざまなレース、人馬に対して、ユーザーの思いがとびかった。

 先週末には札幌記念も行われ、いよいよGIシーズンに向けて有力馬が始動戦を迎えていく。今年の秋はどんな感動的なシーンが待ち受けているだろうか。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す