◆第59回
関屋記念・G3(8月11日、新潟・芝1600メートル、良)
サマーマイルシリーズ第3戦となる重賞は3歳以上の18頭によって争われ、
松山弘平騎手が騎乗した単勝3番人気の
トゥードジボン(牡5歳、栗東・
四位洋文厩舎、父
イスラボニータ)が勝利。好スタートからハナを奪うと、マイペースで長い直線へ。その後半600メートルを33秒3でまとめ、後続の追い上げをしのぎきった。前走のシリーズ第1戦、
米子Sから連勝で重賞初勝利。シリーズ最終戦は
京成杯AH(9月8日、中山)となるが、松山騎手とともにシリーズ連勝で制覇に大きく前進した。勝ち時計は1分32秒9。
2着に
ディオ(
岩田康誠騎手)、3着に
ジュンブロッサム(
戸崎圭太騎手)が入った。
永野猛蔵騎手(
ロジリオン=4着)「理想はもう一列前だった。向こう正面でペースが落ち着いて隊列が難しかった。競馬が上手だと感じた。合流点でのめったのがもったいなかった。狭いところを縫ってくれて力のある馬だと思った」
荻野極騎手(
ラインベック=7着)「前走以上の出来だった。素晴らしいスタートを切って楽に2番手で取りたいポジションで競馬ができた。直線で逃げ馬に離されたけど頑張ってくれた」
津村明秀騎手(
アスクコンナモンダ=8着)「すごくいい雰囲気で競馬にいけた。ペースが遅くなって後ろからでは厳しかった。馬群を割って欲しいという指示だったので、その通りいって伸びていたし展開次第ではもっとやれそう」
ミルコ・デムーロ騎手(
ディスペランツァ=9着)「内枠が残念。直線はスムーズだったけどいつもの瞬発力を発揮できなかった。もしかしたら左回りなどに原因があるのかもしれない」
泉谷楓真騎手(
メイショウシンタケ=10着)「いつもよりゲートを出てくれていつもより前めのポジションで抱えるところもあった。最後はしんどくなって脚が上がってしまった」
菅原明良騎手(
オニャンコポン=11着)「直線で追い出したらすごくいい反応だったけどそれが続かなかった。この馬なりに頑張っている」
柴田善臣騎手(
タイムトゥヘヴン=12着)「状態は良かった。夏場だから大事に作ってきたからレース後の息の入りがひと息だった。展開面で厳しいところもあった」
佐々木大輔騎手(
サクラトゥジュール=13着)「ゲートをスムーズに出て楽に勝ち馬の後ろが取れた。ただ、道中なかなか力みが取れなかった。もう少し
リラックスして走れれば良かった」
三浦皇成騎手(
パラレルヴィジョン=14着)「ゲートをうまく出てくれてこのペースでも抱えながらいけたんですけどね。上がり勝負は向いていないのかも。見せ場すら作れず申し訳ないです」
丸山元気騎手(
ダディーズビビッド=15着)「ペースが遅くて追走は楽だったけど、最後は止まってしまった」
石川裕紀人騎手(
コレペティトール=16着)「この馬の競馬はできた。脚は使っているけどヨーイドンだったので…」
スポーツ報知