「
CBC賞・G3」(18日、中京)
北九州記念を鮮やかに逃げ切った3歳牝馬
ピューロマジックが主役を務める。前走はダッシュ力の違いでハナへ。ハイペースで軽快に飛ばし、2、3馬身のリードを保って直線に向くと、最後まで脚色が鈍ることなく後続を完封。持ち前のスピードをフルに発揮して古馬も制圧した。成長を続ける快速娘が、重賞3連勝でシリーズ制覇に王手をかける。
スプリンターズSに向けて、
アグリが真夏の電撃戦から始動する。1週前追い切りは栗東坂路で併せ馬。4F52秒4-12秒0の好時計をマークして併入した。2月のサウジ・1351ターフス
プリント6着以来、約6カ月ぶりの復帰戦となるが態勢は整ってきた。昨年は国内外のG1でもまれて着実に地力を強化。V発進で大一番に弾みをつけたい。
芝路線に転向後は〈2・3・0・0〉と抜群の安定感を誇る
キタノエクスプレス。前走の
バーデンバーデンCは発馬こそひと息だったが、二の脚でリカバーして中団のイン。直線で抜け出し、コースレコードタイの好タイムでオープン入りを果たした。2連勝の勢いに乗って一気の重賞獲りへ突き進む。
京王杯SCで3着に奮闘した
スズハローム。昇級初戦でいきなりG2挑戦だったが、中団から脚を使って重賞ウイナー2頭に食らいついた。芝千二でも好走するようなら今後の選択肢が広がる。
福島テレビOP4着から臨む
ブーケファロス。1週前追い切りは美浦Wで6F86秒1-12秒2を記録。出来は前走以上だ。7〜8月は2、1、3、2、1、4着と暑い時季は得意なタイプ。軽視は禁物だろう。
提供:デイリースポーツ