「
CBC賞・G3」(18日、中京)
充実している今なら一撃は十分。3度目の重賞挑戦に臨む
カンチェンジュンガが初制覇へ向けて順調そのものだ。
前走の
北九州記念は4コーナー手前から上がっていったが、直線で前が詰まり、外へ立て直すロス。それでもしっかり伸びて、ゴールでは3着馬をかわせる勢いもあっただけに悔やまれる一戦だった。庄野師も「直線へ向いて進路があくのに時間がかかって外を回されたりしたけど、最後はよく来てましたからね」と唇をかんだ。
ここまで12戦して新馬戦以外全て1200メートル戦で使われてきたが、大敗したのは休み明けの2戦だけ。特に近4走は2、3勝クラスを連勝すると、オープン入り後、掲示板を外すことなく堅実に走っている。師は「ゲートをうまく出て、好位で立ち回れるようになったのも良かったかなと思います」と分析する。
左回りは初となるが「左回りがどうかということはあるけど、中山でも走っていますし場所を選ぶ馬ではないかなと思います。状態もいいし、重賞でも十分やれるという手応えはあります」。力をつけているだけにタイトル奪取は可能だ。
提供:デイリースポーツ