今後を占う一戦だ。重賞を6勝した
メイケイエールの全弟となる
ソロモン(牡2、美浦・
堀宣行厩舎)が、日曜札幌8Rの
クローバー賞(2歳・オープン・芝1500m)で連勝を狙う。
ソロモンは父
ミッキーアイル、
母シロインジャー、母の父
ハービンジャーの血統。曾祖母の
シラユキヒメに端を発する白毛一族の出身だ。全姉の
メイケイエールは21年の
チューリップ賞、22年の京王杯ス
プリングC、
セントウルSなど重賞を6勝している。近親には
ソダシ、
ママコチャ、
ハヤヤッコ、
アマンテビアンコなど活躍馬がズラリ。昨年のセレクトセール1歳では3800万円(税抜)で取引された。
東京の新馬(芝1800m)は距離が堪えたのか、伸び負けて4着に終わった。それでも条件を変えて即反撃。前走の札幌の未勝利(芝1500m)で初勝利を手にした。追われてからの伸びに物足りなさはあるが、そこは伸び代。馬っぷりは良く、将来性は秘めている。
ここでオープンVとなれば、秋以降に弾みがつくことは間違いない。賞金加算という意味でも、きっちりと勝っておきたい一戦となる。