スマートフォン版へ

【札幌記念】ノースブリッジ ガス抜き微調整で飛躍の秋へ態勢万全 打倒・プログノーシスに燃える奥村武師「負けてたまるか」

デイリースポーツ
  • 2024年08月16日(金) 06時00分
 「札幌記念・G2」(18日、札幌)

 4月の香港クイーンエリザベス2世C3着以来となるノースブリッジが15日、札幌芝で最終リハ。3Fから追われる軽めの内容だったが、洋芝の感触を確かめるように上々の伸び脚を披露した。6月後半から美浦で入念に乗り込まれており、出走態勢は万全。飛躍の秋へ向けて好発進といきたい。

 灰色の雲に覆われた午前6時の札幌競馬場。角馬場で体をほぐしたノースブリッジが、本馬場へ移動して最終追い切りに臨んだ。その背には主戦の岩田康。1週前には自ら美浦へ出向き、Wコースで意欲的に6F84秒1-37秒0-11秒2をマーク。もう強い調教は必要ない。しまいだけサッと流して3F42秒2-12秒8を記録した。

 最後の仕上げを施した鞍上は「木曜追いにしたのはガス抜きというか、火、水が元気だったので。馬は日に日に落ち着きが出ていますよ。先週は息遣いが苦しそうだったけど、きょうは大丈夫だった。心身ともに、いい状態に整ったと思います」と好感触を口にした。

 軽めの調整ながらも、引き締まった馬体を見れば乗り込み量の豊富さは一目瞭然だ。最終リハを見守った奥村武師は「予定通り。いい状態だと思います」と納得顔。今回のテーマの一つは“打倒・プログノーシス”。前年覇者であり、過去2度の対戦で後塵を拝した宿敵とあって、「なかなか大きな壁。負けてたまるかという気持ちでやってきた。何とか逆転したい」と秘めたる闘志を吐露した。

 指揮官の熱い思いに、ベテランも応えたい。「信頼してもらって、いい馬に乗せてもらっていますからね。馬自身も、G2は勝っているので、あともう一つ上なんですけどね。その布石になるレースができれば」と岩田康。函館記念ホウオウビスケッツ)に続くVで、北海道の記念競走をジャック。絆をさらに深めて、秋のG1獲りへ弾みをつけたい。

提供:デイリースポーツ

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す