パリ五輪の総合馬術団体で、馬術の日本勢では92年ぶりのメダルとなる銅を獲得した
JRA職員の戸本一真選手が18日、札幌競馬場で
札幌記念を含む特別戦の3レースで誘導馬に騎乗した。パリ五輪で実際に着用したユニホーム姿で登場すると、場内のファンからは歓声や拍手が沸いた。
12レース終了後は
ウィナーズサークルでセレモニーが行われて、札幌馬主協会の岡田牧雄会長から花束が贈呈されたほか、ファンに向けてパリ五輪の報告や応援への感謝をマイクで伝えた。「今日はお客さんが多くて、誘導馬も少し歓声慣れしていなかったのか、少し気合が入っていて落馬しないようにすごい気をつけました。緊張しました」と、自らの騎乗を振り返った。これまで出張で滞在していた英国から9月に帰国して、今後は東京・世田谷の
JRA馬事公苑で勤務する予定で、日本を拠点に28年のロス五輪を目指していくという。
スポーツ報知