第44回新潟2歳ステークス・G3が8月25日、新潟競馬場の芝1600メートルで行われる。

　新種牡馬サートゥルナーリア産駒の初勝利を挙げたコートアリシアン(牝2歳、美浦・伊藤大士厩舎)。6月の東京・芝1600メートルで、5馬身差の快勝を演じた。大きく出遅れたことが課題も新潟の直線で豪脚を生かして、勝機をうかがう。

　東京芝1400メートルの初戦で勝ち上がったスターウェーブ(牡2歳、美浦・武井亮厩舎)は1週前追い切りが絶品。僚馬を最後方から追いかける3頭併せで6ハロン83秒2、直線は力強い伸び脚で1ハロン11秒8と切れた。武井調教師は「折り合いが良かった。今回はメンタルがいいからしっかりやれています」と手応え十分。

　絶好調・森厩舎のシンフォーエバー(牡2歳、栗東・森秀行厩舎)、永島まなみ騎手が名付け親のスリールミニョン(牝2歳、栗東・高橋康之厩舎)、内容の濃い新馬戦だったトータルクラリティ(牡2歳、栗東・池添学厩舎)、姉妹制覇を狙うキタノクニカラ(牝2歳、美浦・小島茂之厩舎)、新馬、ひまわり賞連勝のケイテンアイジン(牡2歳、栗東・谷潔厩舎)もエントリー。(大上　賢一郎)

スポーツ報知