22年覇者の
キタウイングの全妹となる
キタノクニカラ(牝2、美浦・
小島茂之厩舎)が、新潟2歳ステークス(2歳・GIII・芝1600m)で姉妹制覇を狙う。
キタノクニカラは父
ダノンバラード、
母キタノリツメイ、母の父
アイルハヴアナザーの血統。母は未勝利だが、全姉の
キタウイングは22年の
新潟2歳Sと23年の
フェアリーSの覇者。母のきょうだいには
ストーミーシーや
トキメキ、
カヨウネンカなど、ミル
ファームの活躍馬がズラリと並ぶ。
7月の福島の新馬(芝1200m)は中団からジワジワ伸びての差し切り。クビ差の辛勝だっただけに、即重賞で勝ち負けとなると微妙かもしれないが、一族に共通する意外性は大きな魅力だ。鞍上は姉の主戦も務める
杉原誠人騎手。2年前の「再現」となる戴冠があっても驚けない。