◆第19回
キーンランドC・G3(8月25日、札幌競馬場・芝1200メートル)
洋芝巧者の
ゾンニッヒ(牡5歳、栗東・
池江泰寿厩舎、父
ラブリーデイ)は、さらなる上昇カーブを描いている。
前走の
しらかばSは、スタートで後手を踏み最後方を進んだが、抜群の手応えで迎えた直線は、上がり3ハロンメンバー最速となる33秒5の切れ味で外からまとめて差し切った。昨夏、函館の青函Sを勝ったように洋芝はめっぽう走る。
前走後は札幌で調整され、順調にメニューをこなし状態はさらに上がってきている。22年11月の秋色S(5着、3勝クラス)以来の
川田将雅騎手とのコンビで初のタイトルを引き寄せる。山下助手は「順調です。前走は競馬も楽だったし、余力十分に勝てました。(1週前の)動きは抜群でした。北海道の気候が合うのでは」と期待を寄せている。
スポーツ報知