◆エンペラーズソード(21日・武山)

　土曜新潟1R・2歳未勝利(芝1600m)に出走するエンペラーズソード(セン2歳、美浦・高木)は新馬戦で10着に敗退。「他馬を気にしてハミを取らなかった。力を出し切っていない」と師は振り返る。ケイコは動くタイプで物足りない内容だったが「今回は積極的な競馬を指示するつもり」。スムーズな形なら巻き返せるはずだ。

◆スマイルコレクター(21日・城谷)

　この日の調教終盤の時間帯に札幌ダートで追われたのが、土曜札幌6R・3歳未勝利(芝1500m)を予定しているスマイルコレクター(牝3歳、美浦・斎藤誠)。関東の記者からは気の悪さがネックと聞いていたが、丹内を背に終始リズミカル…直線もヨレることなく真一文字の伸び脚で、5F67秒6-38秒7-12秒0(馬なり)をマークした。滞在効果で落ち着きがあり気配は上々。もともと素質は秘めていた一頭で、今回の条件で一変する可能性は非常に高い…そんな気がする。

◆エトヴプレ(21日・紺谷)

　日曜札幌11R・キーンランドC(芝1200m)を予定しているエトヴプレ(牝3歳、栗東・藤岡)がこの日、函館Wで併せ馬を行い素軽い脚さばきを披露。3馬身先着を決めた。中間の調整も入念。5月の葵S4着以来となるが、フィリーズレビューに続く重賞2勝目へ態勢は整った印象だ。

◆マジカルフェアリー(21日・掛札)

　日曜新潟11R・新潟2歳S(芝1600m)を予定するマジカルフェアリー(牝2歳、栗東・寺島)がこの日、栗東CWで6F85秒8-38秒1-11秒3(馬なり)をマーク。併せ馬でわずかに遅れたが、四肢の運びはスムーズだった。いい状態で重賞に臨めそうだ。

◆ゴーソーファー(21日・常木)

　日曜新潟5R・2歳新馬(芝1800m)でデビューを迎えるゴーソーファー(牝2歳、美浦・手塚、父キズナ、母ゴーマギーゴー)に師が好感触。「やり始めは動き切れなかったが、1週前にしっかりと追ったら、しっかりと走れた。1800mも良さそう。天気が鍵だが、真面目に走るタイプで初戦から期待したい」と初陣Vを狙う。

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提供：デイリースポーツ