21日、英国のヨーク競馬場で行われたG1・インターナショナルSに出走した日本馬
ドゥレッツァ(牡4=尾関)は5着に敗れた。
スタートを決めると道中はリズム良く好位外を追走。3番手外で直線を向いたが伸びを欠いた。日本馬の参戦は19年
シュヴァルグラン(8着)以来、5年ぶり3頭目だったが初制覇とはならなかった。レースは英ダービー馬
シティオブトロイがレコードとなる2分04秒32で逃げ切り、G13連勝を果たした。
レース後、ルメールは「3、4番手で運びましたが馬はずっと冷静だった。息も入ったしフットワークも良かった。直線を向いても動きは良かったが、残り400メートルくらいで速いペースを維持できなかった」と回顧。尾関師は「
シティオブトロイが先行するのは我々も想定していなかった展開。強い馬に支配されてしまったが、直線では食らいついて勝ちに行こうとした姿を見せてくれた。残念な結果でしたが今後、我々だけでなく日本馬にとって良い経験になれば。(馬は)一生懸命走ったという感じでしたが特に問題なさそうでしたし、無事に日本へ帰ってまた大きなレースを目指したい」と話した。
スポニチ