オオバンブルマイが
武豊を背に軽快な脚さばきを披露した。札幌芝コースで単走追い。上がり重点に馬なりのままラスト1F11秒7をマークした。「久々に乗ったけど、ちょうど良さそう。休み明けでも太め感はないし、状態はいいと思う。反応も良かった。乗りやすいし、追えばもっと動きそうな感触だった」。昨年の
NHKマイルC(3着)以来1年3カ月ぶりの騎乗に手応えをつかんだ。「小回りの1200メートルがポイントでしょう。直線の長いコースで結果を出してきた馬。前半で置かれるかもしれない」。初の1200メートル戦と小回りコースを課題に挙げたが「時計の掛かる洋芝は向いていそうだし、57キロの重量も好材料。あとは地力でどこまでやれるかでしょうね」と続けた。
吉村師は「母系が1200メートルの血統だし久々も苦にしないタイプ」と休み明けで勝った昨年の
アーリントンCに続く鉄砲駆けを期待していた。
スポニチ