スマートフォン版へ

【新潟2歳S予想】世代最初のマイル重賞 未来のスターホースに近づくのは?

  • 2024年08月25日(日) 06時35分
 広い新潟競馬場の外回りコースを使用した世代最初のマイル重賞。向こう正面よりも最後の直線の方が長いコースだけに一瞬の脚というよりも、長く良い脚を使えるタイプが向くコース。キャリアの浅い2歳馬になれば、完成度の高さも重要なファクターとなる。過去10年で言えば勝った10頭すべてが前走で左回りを経験しており、さらに前走で芝1600m戦を経験しているのが8頭。これは重視したい。

 ◎プロクレイアは新潟競馬場芝1600m新馬戦優勝馬。もっさりしたスタートでレース序盤は後方に置かれたが、3角手前から追撃を開始。外を回りながら、長く良い脚を使い、最後は早めに先頭に立った1番人気馬を力でねじ伏せた。最初の2ハロンが23秒7という速い流れで、しかも中盤にかけてペースアップするというタフな競馬を経験し、勝ち切ったことを評価したい。準オープン馬プロクリスを母に持つエピファネイア産駒で、半姉テウメッサも今夏の三面川特別を楽勝して準オープン入りを果たしており、この夏は姉妹そろって新潟競馬場で勝利を記録している。

スターウェーブは東京競馬場芝1400m新馬戦優勝馬。やや伸びあがるような格好にも見えたスタートからハナにも立つ勢いだったが、徐々にポジションを下げて中団待機。最初の2ハロンが24.4秒とゆったりした流れだったがしっかりと折り合って11.3秒、11.2秒という加速ラップの中、最後は狭いところを割って出た。祖母のバーシアはランカシャーオークス優勝馬で、おばアラビアンクイーンはインターナショナルS優勝馬。キングマン産駒なら、1ハロンの距離延長はマイナスにはならないはず。

 ▲シンフォーエバーは米国2歳トレーニングセール出身馬。新潟競馬場芝1600m新馬戦優勝馬。互角のスタートから二の脚利かせてハナに立つと最初の2ハロンが24.4秒。半マイル通過50.0秒というスローペースに落として、ゴール前は10.7秒、11.0秒。最後は流したためにラップを落としたが余力たっぷりにゴールを駆け抜けている。父のコンプレキシティはシャンパンS優勝馬で、BCダートマイル4着馬。フォーティナイナー系だけに平坦コースはプラス材料だ。

 △ジョリーレーヌは東京競馬場芝1600m新馬戦優勝馬。最初の2ハロンが26秒1という超が付くようなスローペースを我慢し後半1000mすべてが加速ラップという流れを後方から突き抜けた。1月生まれの小柄な牝馬で完成度は高そうだ。

 △コートアリシアンは東京競馬場芝1600m新馬戦優勝馬。デビュー戦で見せた決め手は、ここでも上位だ。

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・コメント非表示の使い方
  • 非表示をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

アクセスランキング

注目数ランキング

ニュースを探す

キーワードから探す