新潟11Rの第44回新潟2歳ステークス(2歳GIII・芝1600m)は6番人気
トータルクラリティ(
北村友一騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒2(良)。半馬身差の2着に1番人気
コートアリシアン、さらに3馬身差の3着に5番人気
プロクレイアが入った。
トータルクラリティは栗東・
池添学厩舎の2歳牡馬で、
父バゴ、
母ビットレート(母の
父スペシャルウィーク)。通算成績は2戦2勝。
レース後のコメント
1着
トータルクラリティ(
北村友一騎手)
「2走目が大事だと思っていて、勝てて良かったです。スタートはすごく良かったです。返し馬の
テンションがすごく高く、どこで抜けるかが大事だと思っていましたが、一番良いポジションで折り合って進められました。
レース前から前走の勝ち方を見て、しぶといと思っていて、待ってヨーイドンになるよりは、自分で動くしぶとい競馬をしようと思っていました。この馬の良さが出てくれました。抜群に手応えがあったわけではないですが、しぶとかったですね。
少し
テンションが高い点が気がかりですが、そのあたりが大人になればと思います。フットワークや背中は良い馬です。もっと活躍できると思います」
2着
コートアリシアン(
菅原明良騎手)
「元々気にしていた折り合い面がよくありませんでした。それでも、直線ではアタマくらいですが、1度は先頭に立ちました。力がありますね。折り合いがうまくいけばと思います」
3着
プロクレイア(
津村明秀騎手)
「気の良い馬で、2戦目もあって、気が入っていましたが、返し馬をうまく終えられました。ゲートもうまく出て、道中もスムーズでした。最後もしぶとく脚を使ってくれました。まだまだ成長しそうです」
4着
マジカルフェアリー(
和田竜二騎手)
「勝ち馬の後ろを取りたかったのですが、流れ的にもう一歩詰め切れませんでした。それでも、際どいところまで来ていますし、良い内容だったと思います。まだまだ成長できる馬です」
5着
ジョリーレーヌ(
石川裕紀人騎手)
「良い感じでレースを進めることができましたが、残り200mで止まりました」
9着
シンフォーエバー(
岩田康誠騎手)
「何とか辛抱して、楽に行けました。ただ、追ってからの反応が良くなく、
パワーだけで走っている感じです」
ラジオNIKKEI