ゴールドアクター産駒が
JRA重賞初制覇なるか。父に初タイトルを届けるべく、
新潟記念(3歳上・GIII・芝2000m)に
ゴールドプリンセス(牝4、栗東・
寺島良厩舎)が参戦する。
ゴールドアクターは15年の
有馬記念の覇者。16年の
有馬記念で3着、17年の
宝塚記念で2着となるなど、中長距離戦線で息長く活躍した。19年から種牡馬となり、これまでに
JRAで42頭がデビュー。
ゴールドバランサーと
ゴールドプリンセスがオープン、
マオノアラシが準オープンまで出世している。
新潟記念には
ゴールドプリンセスがエントリーしている。
ゴールドアクターを所有していた居城寿与オーナーの自家生産馬。ここまで10戦4勝。前走の
天皇賞(春)は9着だったが重賞初挑戦、それもGIだったことを考慮すれば、決して悲観する内容ではなかった。GIIIのハンデ戦なら十分に勝負になっていい。
ゴールドアクター産駒はこれまで
JRA重賞に4頭が挑み、昨年の
レパードSの
マオノアラシの5着が最高着順。ここで初の馬券圏内、さらにはタイトル奪取となるか。
ゴールドプリンセス自身にとっても、秋の大目標となるであろう
エリザベス女王杯に向けて、弾みを付けたい一戦となる。