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札幌2歳S・G3」(31日、札幌)
新馬→
コスモス賞と連勝街道を進む
アスクシュタイン。前走はスタートを決めてマイペースに持ち込むと、みるみる後続を突き放して最後は7馬身差をつける圧勝劇を演じた。メンバー唯一の2勝馬で、実績面では一日の長がある。将来性を感じさせる
ドゥラメンテ産駒の好素材。無傷V3でタイトルを手に入れる。
新馬戦でレコード勝ちを決めた
キングスコール。直線で若さをのぞかせながらも、ノーステッキのまま一気に突き抜ける強い内容だった。2、3着馬が次戦で勝ち上がったようにレースレベルも高い。1週前追い切りは、札幌ダートの併せ馬で半馬身先着と状態に不安はない。のちのG1馬が名を連ねる出世レースを制して来春を見据える。
函館の新馬戦で初陣Vを飾った
マジックサンズ。発馬で出遅れて後方からとなったが、徐々に押し上げて4角で前を射程圏に。直線に向くと力強い脚取りでグイッと抜け出した。1週前追い切りは、函館芝の3頭併せで5F68秒3-11秒8。年長馬2頭と併入した。間隔はあいたが、順調に調整が進んでいる。堂々と北都に乗り込む。
新馬戦を快勝した
ファイアンクランツ。好位で運ぶと直線はグイグイ伸びて、ラスト2Fを11秒8→11秒2の加速ラップでゴール。勝ち時計の1分50秒5は優秀で、能力の高さを示すには十分なものだった。クラシック級の器が重賞でどんな走りを見せるか。
札幌のデビュー戦を逃げ切った
アルマヴェローチェは、叔父に16年京王杯2歳S覇者
モンドキャンノを持つ、2歳時から活躍する血筋。1週前追い切りは函館Wで軽快な動き。侮れない存在だ。
提供:デイリースポーツ