夏競馬を締めくくるハンデ重賞。サマー2000シリーズの最終戦という位置付けだが、秋に向けた始動戦として参戦してくる馬も多く、シリーズの他のレースと比べてバラエティ豊かなメンバー構成になる。
1.前走5着以下の巻き返しに注意
ハンデ戦だけあって、前走5着以下の馬が過去10回で6勝を挙げている。回収率でも複勝で101%と100%を超えている。前走5着以下の馬から妙味のある穴馬を探し出したい。
2.前走GI組に注目
過去10回で、前走がGIだった馬は[4-2-0-16]で複勝率27.3%。単勝回収率、複勝回収率も100%を超えている。前走がGIIIだった馬は[5-5-7-77]と勝ち数ではGI組を超えているが、複勝率は18.1%となっている。
3.距離延長組は苦戦
開催終盤で馬場が荒れてきていて、直線も非常に長いのでスタミナを問われる傾向にある。そのせいか、今回が距離延長となる馬については[1-1-4-45]で複勝率11.8%と苦戦傾向。妙味がないので、評価を下げておきたいところだ。
ゴールドプリンセスは前走が
天皇賞(春)で9着。その前に3000mの
松籟Sを勝っていて、スタミナ抜群。このレースには合っているだろう。妙味も十分ありそうで、ハンデも53kgと軽い。ここが狙い目だろう。