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【新潟記念】レッドラディエンス 本格化 重賞連勝で秋へ飛躍だ 過去V4の友道師「しまいがしっかりしている」

デイリースポーツ
  • 2024年08月27日(火) 06時00分
 「新潟記念・G3」(9月1日、新潟)

 夏の新潟開催ラストを飾るのはサマー2000シリーズの最終決戦。主役を務めるのは、当レース4勝の友道厩舎が送り込むレッドラディエンスだ。データ班もイチ推しのディープインパクト産駒が、七夕賞に続く重賞連勝&シリーズ制覇へ突き進む。

 充実期を迎えたディープインパクト産駒レッドラディエンスが、実りの秋に向けて勢いを加速させる。

 デビューから12戦で掲示板を外したのは新馬戦(6着)だけという好素材。だが、3歳時の転厩当初について、「調教からテンションも高く、両前脚の不安もあった。でもやっぱりディープ。切れ味はさすがというものがあった」と友道師。素質の高さを評価しつつ、心身ともに課題があったことを振り返る。

 名トレーナーの下でゆっくりと成長を促されると、間隔をあけながら自己条件を順調にクリア。今年2月にオープン入りを果たし、メトロポリタンS2着をステップに、前走の七夕賞で重賞の壁を難なく突破した。「脚元がしっかりしてきたのが一番大きい。テンションも大丈夫だし、心身ともに成長したと感じるね」と本格化を認める。

 前走後はノーザンファーム天栄(福島県)への放牧を挟み、帰厩後も「いい意味で変わりない」と順調そのものだ。22日の1週前追い切りでは栗東CWで好時計をマークし、僚馬に2馬身先着と豪快な動きで好調キープをアピールしている。

 新潟は4走前の日本海S2着以来2度目。ただ、その前回がのちの菊花賞ドゥレッツァに半馬身差ならコースへの不安はない。「しまいがしっかりしているから新潟は大丈夫。ここでいい競馬をしたら秋につながる」。過去V4と厩舎得意のタイトルで、遅れてきた大器が存在感を見せつける。

提供:デイリースポーツ

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