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【新潟記念予想】夏競馬の締めくくり サマー2000シリーズ最終戦

  • 2024年09月01日(日) 06時35分
 サマー2000シリーズの最終戦。広い新潟競馬場のワンターンで行われる中距離戦。過去10年間で、上がり最速馬は[4-1-3-5]で、上位3頭で[7-4-7-14]。スローペースからの瞬発力争いになることが多く、長く良い脚を使いつつ一瞬の決め手を兼ね備えたような馬が有利にレースを運べる印象だ。

 ◎ライトバックエルフィンS優勝馬で、桜花賞3着、オークス3着だから世代トップクラスの能力を示している。同世代牝馬はピューロマジック北九州記念を勝ったほか、コガネノソラボンドガールクイーンSでワン・ツー・フィニッシュと古馬相手に健闘を続けている。この馬は春のクラシック2戦は枠順にも恵まれず、後方からの競馬となったが、エルフィンSがそうだったようにある程度のポジションからでも競馬ができるはずで52kgとハンデに恵まれたここは、積極的に狙いたい。

 〇キングズパレス新潟大賞典2着、七夕賞2着。やや勝ち味に遅いものの、力強い追い込みを武器に、これまで19戦を消化して掲示板を外したのはわずか2回という堅実派だ。前々走の新潟大賞典では勝ち馬をハナ差まで追い詰め、前走は短い直線ながらも出走メンバー最速タイの末脚で2着となった。

 ▲セレシオンは新潟競馬場で[2-1-1-0]。なかなか順調に使い込めない馬だが、この夏は58kgの斤量で弥彦Sに勝って、レコード決着となった関越Sは57kgで0.1秒差3着。この時はメンバー最速の末脚で上位2頭を追い詰めた。ここは菊花賞以来の重賞挑戦となるが56kgのハンデなら侮れない。

 △レッドラディエンス七夕賞優勝馬。これまで2度の骨折を経験しながらデビュー戦以外は馬券圏内を外していない堅実派だ。前走は重賞初挑戦を感じさせない強さだった。今回はトップハンデ58.5kgがひとつのポイントになりそうだが、今の勢いなら無視はできない。単騎で逃げるとしぶとい△アリスヴェリテと、落馬競走中止明けだがまだ見限れない△シンリョクカまで押さえたい。

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