8月31日(土)は中京・新潟・札幌の3場開催。30日正午の馬場状態は、中京が芝稍重・ダート不良、新潟が芝・ダートともに良、札幌が芝・ダートともに良。31日の天気は中京が雨時々止む、新潟が曇り、札幌が雨時々止むの予報となっている。

■札幌2歳Sでマジックサンズの無傷2連勝なるか
　札幌11Rは芝1800mの札幌2歳S(GIII)。マジックサンズの新馬戦は出遅れて直後に揉まれたが、全く苦にするところもなく道中を運び、4角で大外を回って楽に突き抜けた。大物感ある勝ちっぷりで、ここも突破なるか。対するは新馬戦を勝ち、コスモス賞で圧勝したアスクシュタイン、初戦が強い差し切り勝ちだったマテンロウサンなど。

■長篠Sでロードフォアエースの連勝なるか
　中京11Rは芝1200mの長篠S(3勝)。前走は新馬戦以来の芝レースだったが、そこで見事結果を出したロードフォアエース。昇級のここでも力上位と言える存在だ。連勝が期待される。対するは中京コースの前走が強かったヤマニンアンフィル、前走が際どい競馬だったピピオラなど。

■古町Sでヒューゴが連勝を狙う
　新潟11Rはダート1800mの古町S(3勝)。ヒューゴの前走は同じ新潟で4角13番手からの差し切り勝ち。終いを生かす競馬が板についてきて、ここも連勝が期待される。対するは休み明け、昇級初戦の前走で2着だったメイショウカゲカツ、休み明けの前走で3着だったフレンチギフトなど。

■アジア競馬連盟Tでキャプテンシーが巻き返しを期する
　札幌10Rは芝1500mのアジア競馬連盟T(3勝)。未勝利、ジュニアCと連勝した、GI馬アドマイヤリードの仔キャプテンシーが登場。春の重賞では結果が出なかったが、ここで仕切り直して秋の飛躍を期する。対するは前走が強かった3歳馬オーサムストローク、桜花賞6着のワイドラトゥールなど。

■札幌5Rの新馬戦で2億6000万円のダノンミッションなどが登場
　札幌5Rは芝1500mの新馬戦。セレクトセール当歳で2億6000万円(税抜き)で取引されたロードカナロア産駒のダノンミッションが佐々木大輔騎手でデビューする。

■中京5Rの新馬戦でゼッフィーロの半弟サンライズグラシアなどがデビュー
　中京5Rは芝2000mの新馬戦。23年アルゼンチン共和国杯を勝ったゼッフィーロの半弟で、セレクトセールで1億1000万円(税抜き)の値が付いたサートゥルナーリア産駒のサンライズグラシアが坂井瑠星騎手でデビューする。

■新潟5Rの新馬戦でベッラレイアの最後の仔ジュンアサヒソラなどがデビュー
　新潟5Rは芝2000mの新馬戦。07年フローラSを勝ち、オークスでも2着だったベッラレイアの最後の仔でイスラボニータ産駒のジュンアサヒソラが菅原明良騎手でデビューする。

■M.デムーロ騎手らが節目の勝利までわずか
　M.デムーロ騎手はJRA通算1300勝まであと2勝で、本日は中京で3鞍に騎乗する。北村友一騎手はJRA通算900勝まであと1勝で、本日は札幌で7鞍に騎乗する。黛弘人騎手はJRA通算200勝まであと2勝で、本日は札幌で5鞍に騎乗する。嶋田純次騎手はJRA通算100勝まであと2勝で、新潟で2鞍に騎乗する。角田大和騎手はJRA通算100勝まであと2勝で、本日は中京で6鞍に騎乗する。長岡禎仁騎手はJRA通算100勝まであと3勝で、本日は中京で2鞍に騎乗する。