◆第44回小倉2歳S・G3(9月1日、中京競馬場・芝1200メートル)=8月31日、栗東トレセン
新馬戦2着から、2戦目に重賞を選択した
クラスペディア(牡2歳、栗東・
河嶋宏樹厩舎、父
ミスターメロディ)。今年3月に開業した河嶋調教師は「追い切り後もいい感じですね。レース前日は軽めにしましたが、追い切りから普段の運動まで、鞍上(
小崎綾也騎手)が担当者といろいろ考えてやってくれています」とうなずいた。こうしたチームワークのよさで、ここまで5勝(30日まで)を挙げてきた。
前走は9番人気だったが、持ち前のスピードを武器に2着に粘った。「勝ちにいくレースでしたし、悔いはありません。今回はポジションよりも、リズムを重視したいです」と自在に立ち回る考えだ。
これが厩舎にとっても重賞初挑戦となる。「厩舎の期待馬ですからね。決して記念出走ではありませんよ」とトレーナーは力を込めた。前走で0秒2差だった勝ち馬、
エイシンワンドが今回も人気になっていることを考えれば、侮れない存在だ。
スポーツ報知